星灯～の魔術とは。

とりあえず誰でも使える便利機能。ヒトは皆それを持って生まれてくる。
しかし、一般人の魔術とはいうなればフィーチャーフォン、魔術師のそれはスマートフォン。設計思想から違う。それに気づき、己の手でスマートフォンを生み出した者のみが魔術師になれる。

主人公がどれくらい魔術苦手なのかというと、「君のガラケーは写真も撮れるはずなので頑張れ！！　なんかわからんがカメラが立ち上がる前に落ちるけど！」レベルのアレ。電池も三十分で切れる上に充電が遅い。
ガラパゴス機能として、ボタン一つで使える分析系の機能が内蔵されている。
こいつが割と高度な機能で、彼女の魔術的スペックはすべてこの機能につぎ込まれている。燃費も悪い。
……ことに本人は気づいてない。ズィルバー師とアリゼ師はわかっているが、わかったからといってどうしてやることもできず、ズィルバー師はちょっと役に立つ魔術的豆知識を、アリゼ師はもっと役に立つ物理パンチを教え始めた。

ちなみに髪の毛の魔力とは例えるならモバイルバッテリーである。

９月１１日更新分のあれ。

主人公が一目で「あの照明は魔術式ではない」と見抜いてましたが、魔力式の照明器具って魔力のもやのようなものが出てるので、魔術の才能がなくても薄暗い感じがするんでわかるという設定でした。

予定では、

プロローグ【魔王が引っ越してきた。】
第一話【たいしたことのない事件】
第二話【運命の人】
第三話【謎の儀式】
第四話【甘い花の香り】
閑話【主さま】
第五話【蒼天の旋律】
第六話【命を還してと君は言う】
第七話【とある指揮者の凱旋】
最終話【星灯事件】

予定されているエピソードを並べると、多分こんな感じ。
七話～最終話以外は、間にいくらでもエピソードを足せる。
けど足さない方がいいのだろう。
タイトルだけ見るとどんなはなしかさっぱりわからんな。

魔王が引っ越してきた。の改題について。

（この部分追記です）

ということで、第二話開始に伴い、改題しました。
「星灯たちの諧謔曲」です。結局諧謔曲にしてしまった。でも読みはスケルツォです。

星は運命みたいなもんで、灯はまあ意思持ち生きてる人のこと。たちは複数形。
と言うような意味を込めてつけてみました。

本当は「星灯たちが奏でる諧謔曲」にしようと思ったのですが、長いのでやめました。
こっちの方がわかりやすかった気がします。
でも長かったから……。

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魔王が引っ越してきた。のタイトルなのですが、改題しようと思っています。

これ、2006年版の原型を残してないのに、タイトルについては全く気にしなかった私が悪いんですけど、進めば進むほどタイトルと内容が乖離しそうなんですよね……。
まだ十ファイルですむ今が最後のチャンスと言うかなんというか。

新しい題だけど、割とふざけた人達がわーわーいってる話なので、なんたら諧謔曲とかそんなかんじか……？
うむ、あまりしっくりこない！

第二話開始時に改題してると思います。

各キャラの名前の由来。

【第一話からの登場人物】

■アレイス・フローリア・クレスタ
（蛍石、フローライトが由来。クレスタはまんま。アレイスは…2006年の私しか知らぬ）
■セレスト・クレイン
（天青石、セレスタインが由来。好きな楽器チェレスタも多少影響している。クレインは鳥の名前から）
■アレイス・キュープリオ・クレスタ
（赤銅鉱、キュープライトが由来）

■ズィルバー・シルト
（銀で盾。しかし本人は赤の魔術師である。だいじょうぶなのか）
■アリーゼ・フェレス
（リキュールの名前。意味は貿易風らしいが関係ない。フェレスは猫、野獣である）
■ロベルティカ・カナン
（普通の男性名ロバートさんを改造。カナンは約束の地だがあまり意味はない。逆に言えば多少はあるのかもしれない）

サミさんはフィンランド語人名ジェネレーターで命名。
【星見の語り手】の本名イスト・ハコラも同じく。

他のキャラは、創作外の有名な人の名前とか地名とかを拝借＆改造。拝借元の人物の職業等と当該キャラクターには何の関連もない。
ユークリッド・ウェインは姓名の順番が入れ替わっていることに今更気づいたが、気にしないことにした。
ユークリッド←ウェイン。というメモが、まさかウェイン・ユークリッドを示しているとは誰が思うのだろうか。

【第二話からの登場人物】

■ガーレス・シュー
（執筆している最中に、シュガーレスキャンディが目にはいったのが彼の運のつきである）

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【闇夜のカデンツァの登場人物】

■ユハナ・リンネ
（そもそもこいつは誰だ。サミの友人だ。）
■イサーク・オリオル
（姓は「後光」。だけど多分本編では誰も呼ばない。）
■カハ
（そもそもこいつは誰だ、第二段。箱の魔術師だ。）